スポーツ選手がメンタルを強くするために必要な2つの方法

メンタルを強くするには、その方法を知っておく必要がある

アスリートはメンタルを強くする方法を知っておく必要があります。スポーツにおいて、練習では納得のいくパフォーマンスを発揮できていても、いざ試合になると、強いストレスとプレッシャーを感じ始め、メンタルコントロールができなくなり本来のパフォーマンス発揮ができないアスリートが多くいます。アスリートは、重要な場面でも自分自身をコントロールして、パフォーマンス発揮することが求められます。パフォーマンス発揮するためには、アスリートが自分自身のメンタルを強くする方法を知っておく必要があります。今回は、メンタルを強くする2つの方法をご紹介いたします。

メンタルを強くする方法その1「セルフトーク」

スポーツにおいて、アスリートがメンタルを強くする方法の一つに「セルフトーク」があります。セルフトークとは自己対話のことです。アスリートは、調子がいいときや、良い結果を出せたときは自然とポジティブなセルフトークをしますが、調子が悪くてミスをしたときや、自分が思うような結果をのこせなかったときにはネガティブなセルフトークをしていることが多いです。

アスリートは適切なセルフトークをすることでメンタルを強くすることができます。その理由として、思考をコントロールし、集中力を高めることができるからです。
例えば、思考をコントロールする方法の一つに「リフレーミング」という手法があります。これは、ネガティブな考えを意図的にポジティブな考えに変えていくことで思考をコントロールすることが目的です。
ネガティブなセルフトークをポジティブなセルフトークに変えることで、思考をコントロールし、感情を切替えることに繋がります。

ここでリフレーミングの方法をご紹介いたします。

ミスをしたあとに「あ~やばい、なんで自分はミスをしてしまうんだろう」とネガティブなセルフトークをしても「失敗は成功の基だし、ミスはミスでも積極的に攻めていった結果だから次につながる」のようなポジティブなセルフトークに言い換えることで思考をコントロールするスキルが身についてきます。

次に、アスリートが集中力を高めることができるセルフトークの方法をご紹介いたします。

スポーツにおいて不安・焦りを感じたり、雑念がはいってきてしまいプレーに集中できないときにオススメなのが「行動目標」をセルフトークにすることです。
例えば、野球のピッチャーなら「アウトコースにストレートを投げる」や、サッカー選手でPKのシーンのとき「左上側にシュートする」など、どういうプレーをするかを決めた行動目標をセルフトークにします。行動目標をセルフトークにすることは集中力を高める効果があり、スポーツのプレッシャーがかかる重要な場面では、とても役に立つメンタルスキルのひとつになります。

セルフトークには思考をコントロールする効果や集中力を高める効果があり、セルフトークを実践し続けることでアスリートのメンタルを強くすることができます。

メンタルを強くする方法その2「フォーカルポイント」

スポーツにおいて、アスリートがメンタルを強くする方法の一つに「フォーカルポイント」をみるという方法があります。フォーカルポイントとは、ある一点の場所のことを指します。フォーカルポイントをみることがアスリートのメンタルを強くすることができる理由に、ネガティブな感情の切替えに役立ったり、集中力を高める効果があるからです。

スポーツにおける「フォーカルポイント」を見るという方法をご紹介いたします。

「フォーカルポイント」を見るタイミングは、不安や焦りを感じたときに実践します。野球でバッターが「フォーカルポイント」を見るという場合は、2ストライクに追い込まれて不安を感じたときにレフトポールを見つめたり、バックスクリーンを見つめます。目線より、やや上の場所を見ることで、意図的に不安や焦りへの注意を逸らすことができ、感情の切替えにつながるだけでなく集中力を高めることもできます。

フォーカルポイントをみることは、感情の切替えや集中力を高める効果があり、実践し続けることでアスリートのメンタルを強くすることができるようになります。

まとめ

スポーツ選手がメンタルを強くするために必要な2つの方法をご紹介いたしました。メンタルを強くする方法は、今回ご紹介した2つだけではないですが、上記の「セルフトーク」や「フォーカルポイント」を実践していくことはメンタル強化につながりますので実践されることをオススメいたします。ほかにもメンタルを強くする方法はありますので、一緒にレベルアップをしてメンタルを強くしていきましょう。
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